生誕100年 朝倉響子展
近代日本を代表する彫刻家・朝倉文夫(1883~1964)の次女である朝倉響子(1925~2016)の生誕100年を記念し、令和7年5月11日から21日までの11日間、上野の森美術館ギャラリーにて「生誕100年 朝倉響子展」を開催しました。
本展では、没後にご遺族から台東区に寄贈いただいた作品群の中から、厳選した12作品を展示しました。
会期中、4,000人を超える方々にご来場いただき、作品を通して“彫刻家・朝倉響子”の魅力を存分にご堪能いただきました。
また、朝倉彫塑館では、特別展「生誕100年 ASAKURA Kyoko」が開催されています。
上野の森美術館ギャラリーでは展示されていない貴重な作品も多数展示されていますので、ぜひお立ち寄りください。
本展では、没後にご遺族から台東区に寄贈いただいた作品群の中から、厳選した12作品を展示しました。
会期中、4,000人を超える方々にご来場いただき、作品を通して“彫刻家・朝倉響子”の魅力を存分にご堪能いただきました。
また、朝倉彫塑館では、特別展「生誕100年 ASAKURA Kyoko」が開催されています。
上野の森美術館ギャラリーでは展示されていない貴重な作品も多数展示されていますので、ぜひお立ち寄りください。
≪クリスティン≫ 2000年
朝倉響子(1925~2016)
1925年12月9日、東京市下谷区谷中天王寺町で生まれる。父は彫刻家の朝倉文夫。姉は日本画家を経て舞台美術家として活躍した朝倉摂。
父が主宰する朝倉彫塑塾で彫刻を学び、朝倉彫塑塾展覧会にも出品し研鑽を積む。1942年第5回新文展で《望》が初入選。特選を重ね、最年少で審査員となるも日展を脱退。団体に属さず個展を中心に活動し、自由な立場で制作を続けた。1979年に《F》が第7回長野市野外彫刻賞を受賞。
2016年、永眠(享年90)。
父が主宰する朝倉彫塑塾で彫刻を学び、朝倉彫塑塾展覧会にも出品し研鑽を積む。1942年第5回新文展で《望》が初入選。特選を重ね、最年少で審査員となるも日展を脱退。団体に属さず個展を中心に活動し、自由な立場で制作を続けた。1979年に《F》が第7回長野市野外彫刻賞を受賞。
2016年、永眠(享年90)。
《F》1978年 ※後に《憩う》に改題
関連企画
朝倉彫塑館
特別展「生誕100年 ASAKURA Kyoko」
これまで朝倉彫塑館において、父娘の作品が同空間に展示されることはありませんでした。本展では、アトリエに響子作品が並び、はじめて父娘が創り出す彫刻空間が現出します。その空間に身をおき、ふたりの彫刻家の息吹を感じてみてください。
会期
令和7年9月13日(土曜)~12月14日(日曜)
会場
台東区立朝倉彫塑館(台東区谷中7丁目18番10号)
開館時間
午前9時30分~午後4時30分
※入館は午後4時まで
休館日
月・木曜日(祝休日の場合は翌平日)
入館料
一般:500円/小・中・高校生:250円
※障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉手帳、特定疾患医療受給者証をお持ちの方とその介護者は無料
主催
公益財団法人 台東区芸術文化財団
★入館時は、靴下の着用をお願いします
詳細は「朝倉彫塑館ホームページ」にてご確認ください。
台東アートギャラリー
台東区役所1階「台東アートギャラリー」では、上野の森美術館ギャラリーや朝倉彫塑館では展示されていない6作品を展示しています。
ぜひお立ち寄りください。
台東アートギャラリーのご案内